かぐやとピアノ① 練習ノート1

かぐやとピアノ① 練習ノート1
Photo by Martin Woortman / Unsplash

こんにちは、コーニッシュです。

『かぐやとピアノ①』をご購入くださった皆さま、ありがとうございます。

今回から全5回にわたって、この教本の練習の進め方や、お手本動画を見るときのポイントをお伝えしていきます。初めてピアノに触れる方も、久しぶりに弾く方も、ご自身のペースで「かぐやパート」に取り組んでみてください。 これから教本が届く方は、お手元に届いてから第1回よりお読みください。記事の公開日に合わせて練習を進める必要はありません。

この連載で目指したいのは、短い部分でも、皆さんが思い浮かべるかぐやの表情を感じながら、音楽的に弾けるようになることです。まずは、そのための練習の始め方からお話しします。

必ず、テンポ60から始めましょう

2小節ごとのお手本動画には、テンポ60とテンポ80の2種類があります。

練習するときは、必ず遅い方のテンポ60から始めてください。テンポ60で慣れてきたら、テンポ80へ。この順番で進めていきましょう。

ゆっくり弾くと、音や指使いを確かめながら、自分の手の動きにも目を向けられます。次の音を弾くための準備ができているか、一つひとつ確認する時間にしてください。

まずは、A〜Dの中から練習する2小節を選び、お手本をよく見て、聴いてみましょう。そのあと、自分でも弾いてみます。分からなくなったら、動画を止めて、音や指使いを確かめて構いません。

テンポ80へ進む目安は、途中で止まらずに弾けて、次の音へ進むための準備も身についていること。速くすると慌ててしまうときは、テンポ60に戻って整えてみてください。

お手本では、手の動きに注目してみてください

手の形や大きさ、指の長さ、筋肉のつき方は、一人ひとり違います。動画に映っている私の手と、ご自身の手の見た目を、そっくり同じにしようとする必要はありません。

注目していただきたいのは、弾く指が変わるにつれて、手全体がどのように動いているか。そして、手の内側で「重心」がどのように移っていくかです。

また、指先にいちばん近い「第1関節」が、ぺたっと反り返ってつぶれないよう、指に自然なアーチを作るイメージも持ってみてください。力で形を固めすぎず、ご自身の手に合う弾き方を少しずつ探っていきましょう。

この重心とアーチについては、次回、鍵盤や机の上で試せる小さな練習とともにお話しします。

今日の2小節に、かぐやの顔を思い浮かべて

練習の合間に、楽譜の上に描かれたかぐやの表情も眺めてみてください。

このかぐやは、どんな気持ちでいるのだろう。どんな声で話しそうだろう。

そんなことを思い浮かべながら、今日の2小節を弾いてみましょう。音や指使いに慣れる時間の中にも、かぐやを感じるひとときを作っていただけたらうれしいです。

彩葉パート(F)公開のお知らせ

10月6日(火)19:00に、彩葉パート(F)の音源を公開する予定です。

Fは、かぐやパートのA〜DをつなげたEに合わせるための、彩葉パートだけを収録した伴奏音源です。テンポ60とテンポ80の2種類をご用意します。

教本のQRコードから開く、A〜Eのお手本と同じページでお聴きいただけるようになります。

彩葉と一緒に演奏する日を楽しみに、まずはテンポ60で、目の前の2小節から始めてみてください。

コーニッシュ