かぐやとピアノ① 練習ノート2

かぐやとピアノ① 練習ノート2
Photo by Ebuen Clemente Jr / Unsplash

こんにちは、コーニッシュです。

前回は、必ずテンポ60から練習を始めることと、お手本動画を見るときのポイントをお伝えしました。

今回は、手の「支え」と「重心」についてです。まずは、鍵盤や机の上で試せる、短い練習から始めてみましょう。

朝と夜に、5秒ずつ

椅子に座り、肘から手首までが無理なくまっすぐにつながるよう、座る位置や高さを整えます。 肘は手首よりわずかに高く、肘から手首にかけて、ごく緩やかに下がる角度を目安にしてください。

両手それぞれの5本の指を、ド・レ・ミ・ファ・ソの鍵盤の上に、いっぺんにそっと乗せてみてください。机の上でも試せます。

そのまま、手の自然な重さだけを支えるつもりで、5秒ほど保ちます。

上から無理に重さをかける必要はありません。指先に近い第1関節がぺたっとつぶれないように、指の自然なアーチを意識してみてください。

アーチを作ろうとして、指をぎゅっと丸めたり、手全体を固めたりしないようにしましょう。余分な力が入ってしまったら、いったん手を離して、そっと置き直してみてください。

朝に1回、夜に1回。両手を同時に置いて、5秒ほど。この小さな練習を続けながら、自分の手の重さを支える感覚を確かめていきましょう。

重心を感じる場所は、指の付け根の手のひら側

次に、一つずつ音を弾いてみます。

指の付け根には、「MP関節(中手指節関節)」と呼ばれる関節があります。今回意識していただきたいのは、弾いている指のMP関節の裏側、つまり手のひら側です。

その場所に重心が来るような感覚で、音を出してみてください。そして、弾く指が変わるのに合わせて、重心も次の指の付け根の手のひら側へ移していきます。

最初からはっきり感じられなくても構いません。手の内側で何が起きているか、少しずつ気づいていくための練習です。

FUSHIのいるページで、ゆっくり上り下りしてみましょう

教本のはじめの方に、FUSHIのいる「ドレミファソラシド」のページがあります。

そのページを開いて、ゆっくり音階を上がったり、下がったりしてみてください。

ドからレへ、レからミへ。弾く指が変わるとき、今お話しした重心の場所も、音に合わせて移っていくように感じてみましょう。

上りだけでなく、下りでも試してみてください。速さを求めず、一音ずつ、自分の手の感覚を確かめながら進めていきます。

この練習で感じたことを、少しずつ「かぐやのモティーフ」の2小節にもつなげていきましょう。

彩葉パート(F)を公開しました
https://soranone-inc.com/kwp1

本日、彩葉パート(F)の音源を公開しました。

A〜DをつなげたEに合わせる伴奏音源で、テンポ60とテンポ80の2種類があります。教本のQRコードから、いつものお手本ページを開き、Fの音源を選んでください。Fは音源のみの教材です。

冒頭には、A〜Eと同じく、1小節分・4拍のクリックが入っています。

まずは、彩葉が隣で弾いてくれるところを思い浮かべながら、伴奏を聴いてみてください。全体をつなげる練習は次回、Fと一緒に弾く練習は第4回でご案内します。

コーニッシュ